*これは随分前に書いたものです。
一時は出すのを辞めようと思いましたが、やはり余りにもふざけた事ばかりしているので出すことにしました。
一審の公判で明確な嘘をついた人物が三人いた。
その公判では例えどれだけ自分に不利な状況になっても、一切答えないと言う作戦で臨んだ。そして二審で矛盾点を全部突き、さらに最大のターゲットは公判での「嘘の証言」を誘い出し、本裁判とは別の「偽証罪」で持っていくと言う作戦で臨んだ。
その相手の二人は明確に自身の立場を誤魔化した。
公判の最中、その認定の弁を聞いた瞬間、
「お!」
と声を出してしまったくらいだった。
一人は利害関係人。
一人は役員だった。
それを双方とも「ただの社員」と嘘を言った。
「よし!」
と言いたい気分だった。
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そして二審の公判の準備の中で、この二名への刑事告訴の追加の準備を着々としていた。そしてそれは先週の木曜日の深夜に完成し、金曜日、裁判所へ届けて受理された。
これで準備万端!
と思っていた。
今日(月曜日)。
前日から変更になった会議があり、前日が日曜日であるにも関わらず、書類の調整に追われていた。
そして朝を迎え簡単な朝食を摂ったその直後の一報で固まった。
「◯◯が死んだ!」
当然知っている名前だし、塀の中に放り込む予定で照準を合わせていた人物だから聞き違える事もない。
しかし即座に反応できなかった。
答える事ができなくなっている自分に更に声をかけてくる。
「◯◯が死んだよ!」
頭の中が処理出来なくなるとはこう言う事なのか。
言葉は分かっても、処理が追いつかない。
「なんで?いつ?」
ようやく対応できたのはこの二言。
会社の破産に家族の死亡。
普通はそうなる事を恐れて、おかしな事は絶対にしない。
それが普通。
ところがコイツは違う。
あらゆる事を自分の都合で活用する。
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自分は七年前から「あの会社は破産する」と言い続けてきた。
むしろこの七年、破産しなかった事でこっちがデマを言っていると揉め事になり裁判になった。しかし七年前に既に自己資本比率はマイナス二桁%に達していた。
七年だよ?
つまりあの時に破産しておけば、今年もう自力で再生できて、しかも破産額は1.5億円程度で済んだ。
もちろん破産しない為の戦略を提示してあげた。
しかし自分の意にそぐわないその意見をあのバカは「強要された」と事件化にしようとした。
そしてそれは失敗。
受け付けた警察官が「それ、あんたの言い訳でしょ?」と調書を閉じて追い返した。
そこから今の破綻につながる道に全力で動き始めた。
馬鹿としか言いようが無い。
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結果は何も答えない自分に少々だけ厳しい結果になったが、そこは織り込み済みだった。
そして本命の二審の準備を先に進めながらのその時、ある人物から一審の判決の出たその数日後、「破産するらしいですよ。まだ外には出さないでください」と連絡をもらった。
公表したのは4月8日。
最初の情報を得てから既に半月近く経っていた。
自分はその時、日本にいて同じく関係者と会っていた。
そこで言われた「破産」の言葉には正直驚かなかった。
むしろ「(相当)膨れているだろうな」と思った。
結果は七年前の十倍だった。
バカとしか言いようが無い。
けどこの争いはずっと公判での争い。
最終的にはどっちかが檻に入るケンカだと思っていた。
またそれをターゲットにしていた。
しかし、
やっぱり悪運は尽きるものなんだと認識した。
あの一審の判決(3月末)後、相手はその勝利に酔う暇もなく破産。
その破産からわずか半年も経たないうちに伴侶が死亡。
それも俺のせいにするだろうなと思った。
いくら思ってくれてもいいが、改心しない限り、次はもっと困ることになる。それが分からないのが理解できない。
今年の最初、離婚した元妻から連絡が来た。
37になる息子が癌だと言う。
まずは手術で治すことが先決だと励ました。
先日、人工肛門を外す手術も終え、復帰に向けて動き始めている。
そろそろ言っても良い頃だと思って話した。
「これでコレまでの生き方が間違えていた事が分かったろ?」
唐突なこの一言にもし正しく反応したら息子は大丈夫だと思った。
また反対にこの意味が分からなかったら、息子はこの先の人生、開けないだろうと思い、敢えてぶっきらぼうに言った。
「もう身に染みたよ」
この一言で自分はホッとした。
自分を粗末にしてきたこと。
考え方を改められなかったことを反省している、と言ってきた。
望んだ通りの言葉で安心した。
「癌なんてな?所詮は細胞の不良品なんだよ。どっかのバイ菌やウイルスじゃない。つまり自分の考えと意志で作ってしまったんだよ」
「分かるよ。今までどうせ、どうせと自分を粗末に投げ捨てて生きてきたから、言ってる意味がすごく良くわかる。結局自分で自分の身体をダメにしてしまったからね」
心の底から頼もしいと思った。これが分かれば人生は開ける。
自分は今年、還暦を迎えたが今が一番健康だ。
ちょっとした風邪以外、病気のビの字もない。
それもコツがあり、ある事を掴んだからだと思う。
一方で今回、亡くなった方は最悪の癌だったとの事。
治療も効果がないとの事。
発病は二年前だったらしい。
自分は起こる出来事の関係性を常にレイヤーして考える。
今回、マカオの中級裁判所に一緒に被害の全容を証言してくれた方。そういやその時期と重なる。
こうなるんだな。
そしてこうなってしまうんだな。
という事を身を以て体験した気分だ。
*ここからは2024年12月15日に加筆
次回に譲るが、弁護士が破産事件の事件記録の謄写をしてきてくれて、この破産事件の全容を初めて見た。
つまりは、
こう言う事らしい。もっともらしい事を裁判所でベラベラ喋っていたが、これが事実であり、そしてこれが結論。
そう言えば二審の時に裁判所にこんな文言の書類を投げ込んできてたよ。
「沢野の言う事が事実なら、従業員を80人も抱えていたプラチナエッグがどうしてここまで続いているのか説明しろ」
と。
よくもまぁ恥ずかしげも無くそう言う言葉が出るねぇ。
答えは二つ。
「従業員は80名もおらずその半分以下で、その資金はアコム・プロミス・アイフル等のカードローンと『投資』と偽って集めたカネでしょ?」