在外邦人の日本にいる家族の情報を収集?



今日、とある公的書類が必要で、その申請用紙を治安警察に提出した。
すると「これに情報書き込んでください」と言う書類を渡された。

今までもこの十年何某の期間、何度か書いているのである程度手順は分かっていた。
が、
今回は初めて聞く、聞き捨てならない事を言い出した。

曰く
「前に離婚していますか?その時にお子さんはいらっしゃいましたか?」
「では、その子たちの情報を全て書いてください」



「ちょっと待て」
思わず話しを遮った。

「もう俺とは籍を抜いてる。親権もなければ、看護権も無い。言わば生物学上は親子でも法的には親子でも何でもない赤の他人だ。どうしてその情報が必要なんだ?
それに前はこんなの無かったぞ?」
と詰問した

すると
「そうは言っても決まりですから」
と言い、埒が開かない。

日本での個人情報保護法を説明し、それに抵触する可能性がある事も説明。すると上司が出てきて、逆に私に情報の必要性を滔々と解く。

これはおかしいな?と思い、
「よし分かった。で、あれば今から香港の日本総領事館に電話する。そこでこの状況を話す」
と在香港日本総領事館へ電話を入れた。

いつもの窓口の人が出たので挨拶もそこそこに事情を説明した。
するとその職員の人も
「え?なんですかそれ!聞いた事がないですよ?今の話ですか?」
と言い出し、

自分が
「これ個人情報を抜き出して収集してないですか?」
と日本語で言った。

すると
「全面否定はできないですね。すぐにその書類を送ってもらえますか?」
となり、写メを撮って送った。

上司に説明すると保留にした後、事務官は
「いま領事に相談したところ、直接請け負うとの事なので電話を代ります」
となった。

これはチャンスだと思い、家内に電話を変わってもらい、フロアに響く大きな声で広東語で話してもらった。これでここにいる警察職員は全員、なんの話しをしているか理解できるだろうと考えた。

目の前に何人かいた治安警察の職員は、一人の事務員を残していなくなった。

前にこう言う状況、経験したぞ…そう思った。

領事も「香港では聞いた事が無い。初めて聞く話だ。」と訝った。

最終的に領事は
「これは預かって精査して対処する。」
となった。

反対に治安警察は、掌を返し
「あの書類は無ければ無いで良いですから」
と言い出した。

これは完全におかしい。
さっきまであれだけ必要だと力説してたじゃねーか!と思った。

もし防犯上必要なのであれば、なぜ前妻の情報も同時に取らない?
明らかに若い子供の情報だけ取ろうとする?

これ以上は書かない。
しかしこのBlogの読者ならもう勘づいていると思う。

この件はその後も含めてUP DATEしていきます。

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