ようやく化けの皮が剥がれた斉藤兵庫知事

就任半年で“知事の資質”問う声も…兵庫県・斎藤知事 記者が見た「仕事ぶり」 (関テレ)

あってはならない事件は発生した。何かを言うには持っている情報量が少なすぎるので、ここではあえて発言は控えます。

しかし前々からこの兵庫県知事と維新・自民の動きには注視していた。

理由は簡単。
神戸港のMOU問題。

これに関し「どうせ失効するので放置しても大丈夫」と言う発言を当事者・関係者等からしておりました。
多くの人は「なるほど、そうか!」と納得していたのを覚えておりますか?

そして自民党の上畠市議からこんな発言がなされた。


なるほど。 
一般人を騙すには非常にわかりやすいプロパガンダ。
事実としてSNS上には「上畠議員、さすが!」「神戸に出来てなぜ大阪は出来ないんだ!」等の文字が踊っておりました。

しかしね?
そんな猿芝居で騙されるようじゃあ、こんな場所で四半世紀も商売を続けられないですよ。

大阪と武漢の港湾MOUの発表時に見抜いていました。

この大阪と武漢(湖北省)のMOU締結の時、「関西」とはっきり書いてあるんですよ。「大阪」とは書いておらず、あくまでも武漢と関西河川港湾とのMOUとなっている。つまり関西広域という意味。




*中国語の黄色い下線の部分。
「江海」は河川・湖・海を隔たりなく差し、江海聯運は湖・河川・海を積み替えること無く一次元の輸送を指し「帯路」「一帯一路」を示します。

つまり兵庫県も習近平国家主席の指導の下、一帯一路にまっしぐらな訳ですよ。

維新の推し進める政策に、関西広域で神戸も含む一次元管理の考えがありますから、神戸が勇ましく「MOUを破棄しましたー!」と言っても実際は含む神戸な訳ですよ。皆さんがよくもまぁこんな綺麗かつ簡単に騙されるもんだと感心します。

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さてこの神戸のMOUの破棄(というより、自然消滅)は2022年末に(書類上)は無くなったとして、注目はここです。

MOU名称:日本国神戸市と中華人民共和国大連市との連携・協力に関する覚書
締結日:令和3年7月6日締結(期限3年)。
目的:医療、水素、港湾、空港等の分野における交流および相互協力。
主な交流:

令和2年10月
神戸・大連両市長によるWEB会議を実施し「医療・医薬」「水素エネルギー」「港湾」「空港」の4分野における連携協力を検討することを確認。
【参考】http://www.tj-kobe.org/ja/news/2444.html
   



令和3年
「医療・医薬」分野において、メディカロイド社から大連市商務局・病院・大学関係者に手術支援ロボットhinotoriの説明会を実施するなど、具体的な交流を実施。

令和3年7月6日
神戸市と大連市との連携・協力に関する覚書を締結。
【参考】http://www.tj-kobe.org/ja/news/2503.html






ここで興味深いのはこの下記にある大連市のHPへのリンクですよね。
【参考】大連市:https://www.dl.gov.cn/

ここをクリックすると全然別のページに飛びます。


この当該ページの一つ前の記事である「アーメダバード市/インド共和国
」のHPに飛びます。これを大連と言うにはあまりにもカレー臭が強過ぎます。

ところでこの「https://www.dl.gov.cn/」と言うURL自体がつながりません。

税金で仕事をしているとしたらもっとマトモに仕事をしてほしいものです。


仮に仰る通り、2022(令和4)年の末に失効してもですよ? 結局、大阪が神戸を含む広域で2021年(令和3年)12月6日に湖北省(武漢)と締結しているのが、このMOUは実は無期限であるんです。


つまり神戸への影響は無くなるどころか全然活きている訳ですよ。如何にも無くなった様に感じていましたでしょ?

そこへきて新しいMOUを巻いている訳です。これが三年の期限になっているのもありますから、ここをキチンと調査する必要があります。

さてここでこのMOUを巻いたこと、この何がまずいのか?を簡単に説明します。

MOUは覚え書きなので、言うなら本契約では無いのです。
「だからええやろ!?簡単なメモや!」
で、逃げるつもりなのだと思います。

しかしこの写真をよく見てください。


ここには覚え書き(MOU)なんて一言も出て来ませんよ。
はっきりと「合作」つまりパートナーシップ契約である事を謳っております。さらに言うと、中国の中央ブロードキャストはこう銘を打って報道しております。

“中国湖北-日本关西江海联运带路互通合作项目”合作协议签署

つまりパートナーシップの合意書にサインしまたよ、ですからね。


そんな威勢の良い言動を信じて「日本を守る人!」なんて思わずに、キチンと文献を整えて調べてみなさいって。全部マヤカシですから。

そんな伏魔殿ですよ?兵庫県って。そりゃ今回の事も氷山の一角でしょう。

さて最後に。
これらの引き起こす問題をはっきりと明示します。

簡単に言うとVISAですよ。
国際交流で事業をやりましょうってお上が決めているんですから。そりゃ「それで来ました」って言ったらVISAなんか簡単に下ります。

かつて中国残留孤児の帰化事業で次から次へと親戚を名乗る人間が来ましたでしょ?今はこれらMOUを巻いたところのVISA発給量を調べれば良いんです。

ぜひ兵庫県・神戸市は汚名挽回で中国人のVISA発給に関する傾向や実数の発表をお願いいたします。

結局、維新の子分なんですよ。

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