正常な民主主義の選挙に戻した野村ともあき堺市長候補

https://twitter.com/teamsakai2023?s=20 より借用


このところ選挙と言えば宗教団体による選挙区の票割が明け透けに見えて、奇妙な結果ばかり見てきた。
その為、候補者の叫びよりも政党の動きにばかり目が行くばかりか、堂々たる「ウソ」を声高に叫ぶ光景に慣らされてしまっており、選挙本来の姿である候補者による
「マニュフェストを掲げて訴える」
と言う、選挙の一丁目一番地に大きく離れたものばかり見させられてしまっていた。

この流れを払拭し
「マニュフェストを掲げて訴える」
と言う、選挙の基本中の基本に立ち返った戦いを繰り広げているのが、大阪は堺市長選に立候補した野村ともあき候補だ。

  デアゴスティーニ
野村候補とは以前、IRの問題の時に資料を提供した事があった。この時の野村氏の要求も他の反対派と一味も二味も異なっており、海外におけるIR事業者の現状が分かる資料が欲しいとの事でそれを求めてきて、こちらも快く渡した。

この時
「この人はただ反対なのではなく、エビデンス上どうなっているのか?を知りたがっている」
と感じ、ただならぬリサーチ能力を感じたのを今でも覚えている。

今回のマニュフェストを読んでみると、以前感じたその時のフィーリングが間違えていなかったと感じた。
*マニュフェストはこちらから見れます。

このマニュフェストは実によく出来た地方行政の鑑の様な内容で、非常に精巧に出来たものである。
そしてこのマニュフェストには重要な仕掛けが隠されている事に気が付いた。
それはマニュフェストの一つ一つが「よく練られた政策」だけではなく、完全なる「維新政治の否定」がレイヤーされている。

それは維新の市長が
「やってこなかった」
或いは
「やれなかった」
事に対する反論であり、アンチテーゼでもあり、退路と反論を完璧に封じている論理が短い文章の中にキッチリと練り込まれている。
短い文章で分かりやすく説明できるのは、頭の良さの表れである。

逆にバカほど文章が長く、かつ読んでも理解できない事を書く。
なぜそうなるのか?と言う面白い論証を読んだ事がある。
「何かを伝えたい」
のではなく
「書いた事をアピールしている」
のだそうだ。


選挙が始まってすぐに野村陣営のSNS等を見た時に
「これは素人の仕事じゃないぞ」
と思った。
完璧なチームを構成している事がすぐに伺えた。

惜しむらくはSNSのチームが、この素晴らしい政策目標を分かりやすく、それ専門で拡散して説明していくと言うアクション。これがやや足りないと感じた。これらの地道な作業で相手の芽を完全に塞ぐ事に結び付くと感じている。

この野村候補の掲げる
「100のマニュフェスト」
実はこれ、ある事情通の方に聞くと最初にこのテーマを掲げたのは日本維新の会の音喜多駿だと言う。
つまり維新の方策や選挙運動のやり方を徹底研究して臨んだ選挙であろうと言う事が伺える。

いずれにしても相手方は人の揚げ足取りか、とにかく自分達は凄いと嘘八百を並べる中共の様な政党である。もう人を叩いて自分の正義をアピールする時代は終わった。最後は統一の票のかき集めだろうが、そのアクションが起きた時にすぐに分かる様に様々なジャーナリストが独自のラインで網を張っている。動いたらアウトだ。

そう言えば先の統一地方選で人を叩いてのし上がろうとした人物が刑事告訴され、先日、警察から事件として着手をする旨の連絡が来た。あとは関わった人物全員が逮捕・勾留や家宅捜索などされ、厳しく取り調べを受ける羽目になる。今からメールやメッセンジャーを消しても遅い。サーバーに残っている。消せば「隠蔽の意思があった」と勾留される可能性を跳ね上げるだけ。
まぁどっちでも良いけど。

しかし久々に清々しい選挙を見せてもらって実に心地良い思いでいる。

願わくばお相手の方も本人自らちゃんと出てきて、対抗して訴えれば良いが、聞くとヒッキーだとか?

この堺市の市長選で民主主義本来の姿を見せて欲しいと切に願う。