進めば進むほど嘘がバレる大阪IR @嘘を証明した鑑定評価書



大阪IR。
相変わらず基本的な問題でいつまでも前へ進まない状況が進んでいる。


この不動産鑑定書の中身については各報道の通り。

ここではその平然とついている「ウソ」を証明する。

このウソの証明自体、誰がしているのか?
その答えを先に書く。

この不動産鑑定書の嘘を証明したのは他でも無い、大阪府知事の吉村洋文
・大阪市長の松井一郎。そして援護射撃を休む事なく送り続ける橋下徹にその他大勢の維新の議員である。

どうして評価額が四社中、三社が同一だったかは既に発表されている通り。
この大阪IRは「前例のない複合施設の計画予定地」の為、大阪市は「IRは考慮除外」の指示を出したと言われている。


しかしIRだらけの街に住む自分は前々からこう言い続けて来た。

「IRってカジノが付いた巨大なイオンモール+ホテルだよ」
と。

一方、上記の維新のお方々は常にこう言っている。
「IRはカジノだけでは無い」
「カジノは施設全体のたった3%だ」

もう何度も言い尽くして来たのでここでは省略しますが、カジノはたった3%の面積でIRの施設全体の売上のほとんどをカバーしてしまうのです。
場合によってはMICEはタダ貸しだったりします。

何度もこのBlogに登場する元Sandsの役員、エンターテイメントのトップであるトモスは言いました。

「MICE、中でも世界のトップアーティストを呼んだら基本赤字なんだよ。」

「けどね、まずアーティストを見たい人が集まるでしょ?そしてIR自体の宣伝になる。そしてアーティストやスタッフもカジノで遊んでいってくれる。つまりMICEでの赤字は結局、カジノで取り返す仕組みなのさ。」

さて、では維新の皆様への敬意を表し、仰っている通り、カジノは3%の面積しかないから残り97%を占めるMICEだけで考えてみましょうか?

その97%にあるものはナニか?

  • ホテル
  • コンベンションホール
  • ショッピングモール
  • 映画館・劇場

などである。

そうなった時、どうして不動産鑑定が「イオンモールを参考にしました」になり、トータルでの算定が不能になるの?
大阪で最高峰のホテルだって参考になるでしょ?

少なくとも維新の幹部は
「世界最高峰!」
を豪語しているんだから、世界最高峰のイオンモールにコンベンションホールや映画館にこれまた目玉のホテルを足したら、それが=イオンモールにならない事は分かりきっている事でしょ?

つまり過去の維新の幹部の言葉、それは「IRはカジノじゃない」とか「MICEが利益を生む」と言い張っている訳だから、カジノを除外したMICEで算定できるはずですよ。
それに最後に〝カジノ〟と言う日本にとっては未経験のトッピングを足す訳ですから。
それも年間4,000億円以上稼ぐんでしょ?

だったら数字は出るじゃない?
いつまでもウソつくなって!