中国V.S.日本 @どっちがやばい?


先日のペロシ訪問に対し中国が暴れ回っております。
なぜペロシが台湾に行っただけで、ミサイルが飛び交う羽目になるのでしょうか?


専門的な説明はそれぞれの立場の専門家が語っていますので、それを参考にしてください。



私は一般的な事実から、簡単に分かりやすく説明したいと思います。

先に答えを言うならば、この中国の起こした行動原理とその根幹の原因は単純に〝中国のメンツ〟と〝追い詰められている国内経済〟と言い切ります。
ですから起こした行動は軍事的行為であっても、軍事的な要因が原因では無いです。

歴史的に見ても台湾が中華人民共和国(以下、中国に統一して表記)の領土だったと言う事実はありません。

台湾は現在の中国の前、中華民国の一つの省だったと言う事実はあります。しかしその中華民国自体、後の中国の母体となる共産党のクーデターと言って差し支えない行為の結果台湾へと逃げ、そこで暫定政府を樹立した訳です。
もちろん中華民国が統治していた、現在の中国内の他の地域を共産党が奪い、自国(中国)領としていますから「台湾も同様だ!」と言う論理なんだろうな?と言う類推はできます。

そこでまず〝台湾〟とはなんぞや?と言う部分と〝台湾と中国の関係〟を押さえておかなければなりません。

台湾は1948年に中華民国政府が正式に樹立(それ以前は臨時政府)しています。

国共内戦の結果にも触れておく。中華人民共和国が樹立された時点で、蔣介石率いる中華民国政府は未だ中国大陸の華南三省と西南部三省の多数の地域を統治していた。だが、中国人民解放軍の攻勢によって1949年12月に国民党は進駐中であった台湾に逃れ、人民解放軍は翌1950年5月までに福建省・浙江省の一部島嶼を除く中国大陸と海南島を制圧した。ただし、台湾に政府機能を移転した中華民国政府は1950年以降も台湾国民政府として存続し、台湾とその他島嶼からなる地域(台湾地区)は2021年現在に至るまで中華民国政府の実効支配下にある。中華人民共和国とは政治が独立している。

まず現在の台湾は、1945年まで日本が統治していた現在の台湾と呼ばれる場所を日本降伏後、当時の中華民国が摂取し実行支配しておりました。そして1949年に中国本土から逃げた中華民国が実効支配していた台湾で、事実上の台湾を樹立させたと言う流れがあります。
一方の中華人民共和国は1949年10月1日に建国されました。

そして予想通り、中国は「台湾は中国の一部だ」を国連で連発します。
ここに今に繋がる台湾の〝不幸〟な歴史が始まったのです。
これは台湾だけでなく、日本を含む諸外国にも相当な責任があると思っております。
創価学会など「一つの中国!」を軽々しく言っている連中は、恐らくこの様な基礎中の基礎ですら分かっていないと断言します。
 

李登輝はこう述べております。

2013年5月に李登輝は、「私がはっきりさせておきたいのは、『台湾は中国の一部』とする中国の論法は成り立たないということだ。
四百年の歴史のなかで、台湾は六つの異なる政府によって統治された。
もし台湾が清国によって統治されていた時代があることを理由に『中国(中華人民共和国)の一部』とされるならば、かつて台湾を領有したオランダやスペイン、日本にもそういう言い方が許されることになる。
いかに中国の論法が暴論であるかがわかるだろう。もっといおう。たしかに台湾には中国からの移民者が多いが、アメリカ国民の多くも最初のころはイギリスから渡ってきた。
しかし今日、『アメリカはイギリスの一部』などと言い出す人はいない。台湾と中国の関係もこれと同じである」と述べている。

どこに反論の余地があると言うのだ?

またここでハッキリ分かるのは、とにかく中国は「言い出したら聞かない」と言う事です。

どれだけ歴史的な証拠を出そうが何をしようが〝認めない〟のです。
日本でもアソコとソコの政党の兵隊が同じですよね?
大量に人が死のうが、何を言おうが、更には間違えの無い確固たる証拠を突きつけられようが、「維新、頑張ってはる❣️」「吉村さん、ええ男やわぁ❣️」「文句があるんなら大阪から出て行け!」です。

ここで話しは横道に逸れますが、この話しの通じなさに違和感を感じた事はありませんか?「もしかしたら字が見えてないんじゃ無いか?」或いは「字が読めないのか?」等と感じた事はありませんか?
しかし次のこのひと言を当て嵌めるとどうでしょうか?
〝統一教会の信者〟
どうです?
こじつけですかね?

話しを戻します。

自身の四半世紀にわたる中国とのビジネスの中、また中国と中国人を見続けてきた目で、いまこれほどまでに経済が低迷し、先が見えない状態に陥っている中国を見た事がありません。
それは自己破産目前なのに、贅沢な生活が辞められない人間の末路、或いは借金を積み重ねながらホストに注ぎ込んでいる方を見ている様な気持ちにさせられます。

そこへ来て、中国は未曾有の少子高齢化。
日本の少子高齢化なんて目じゃないレベルです。

中国新幹線の負債は120兆円を超え、さらに毎日、今日この瞬間も毎日毎日負債を積み上げております。
       

大手不動産デベロッパーの問題は全く解決せず、中国国内は先延ばしと適当に刷ったカネでなんとか処理しても、海外の実際に外貨を要する支払いには全く応じられない状況になっています。またごく最近、新しい案を出してきていますが、要は先延ばしを繰り返していると解釈できる状態には変わりません。
       

それでも尚、中国は新しい建設を止められない。なぜならここで大量の失業者を出すわけにはいかない。また多くの関連企業を潰す(止める)訳にはいかない。

つまり〝規模と数でモノを言わせてきた〟中国経済が、その〝規模と数の逆襲〟をそのまま受けてしまっている状態であるといえます。
これはコロナ問題で経済的に苦しんでいるラスベガスやマカオのIRと同じ論理です。メガスケールであれば有るほど、真逆のスパイラルに入った瞬間から、大きなダメージを喰らうのです。
欧州のホテルの隅にあるゲーセンの様なカジノオペレーターの方が、ダメージは少ない事は明白です。

こと経済面では事実として、中国国内ではどうにもならない限界点に来てしまっていて、まして米国の金融市場から締め出され、人権問題に絡み貿易制裁を受け、奥州・米国・欧州といずれの国や地域との取引きでも厳しい制裁措置を受けています。

先日発売されたニューモデルマガジンX9月号で書きましたが、ドイツ政府は中国で大規模に事業を展開するVWに対し、政府保証を止めると言う話しが飛び出し、それを受けてと思われますが、VW-AUDI-PORSCHEのグループは大幅な役員変更を行い、ショルツ新政権へのシフトを敢行したと言います。


そんな中、日本、特に大阪とその周辺のSBGやSBI、パソナ等が甘い対中シフトでむしろ歓迎ムードさえ感じる動きを見せており、世界就中米国からそのうち塩っぱい思いをさせられるんだろうなぁと予感させるに充分な動きが見えます。

インテリジェンスの低い連中は中国の狡猾な外交を見抜けず「俺たちは特別な関係だ」と思い込みがちです。しかし彼らからしたらただの窓口です。用が済んだら片付けられます。そう言う裏読みさえ出来ない連中が今の大阪を仕切っているのです。バカです。
政治上・行政上の事だけでなく、家族構成から子供の動向まで全て握られているんですよ?事が起きてから後悔して悔し涙を流すのが目に浮かびます。お気の毒に。

さてどうして中国は、ここまでの大袈裟なアクションを起こして騒ぐのでしょうか?

これはもうひと言です。
経済がどうにもならないのです。

彼らの感覚からすると、中国国内のカネになる様な狩り場は全部狩ってしまったのです。他方、国際面で言うとカネになる木はG7諸国に詰まれてしまったのです。

こうなると後は台湾と日本だけが頼りの状態です。
皆、案外気がついていませんが、しっかりとした中国製造の製品。
あれ台湾のメーカーが中国で作っているケースがほとんどです。
Appleが良い例ですし、私の会社で取り扱っているレスピレーターもそうです。
また中国の基幹産業も日本無しではいられない。
先日、中国から工場を引き上げた、或いは仕事を出さなくなった欧州のブランドの前で中国人がデモを行った等と言うニュースも出ていました。

台湾にせよ日本にせよ、中国より前に出て米国と付き合われたら困るのです。
中国は米国と握手をしたい。
それは紛れも無い事実です。
しかし日本と台湾が先に握手してしまったら困るのです。
中国と米国が握手する。
ソコで決まった仕事を日本や台湾に振ってあげる。
彼らの思考はそうなっているのです。

今どき軍事やイデオロギーでティックされるモノはおりません。
ほとんどのその動機は〝カネ〟か〝食い物〟か〝エロ〟です。

日本の経済を始めとする諸問題は確実に下降線を描いております。
しかし中国ほど〝臨界点〟までは行っておりません。
なぜそこに気が付かないんでしょうか?
まぁTwitter見てても統一教会で日本がサタンに何ちゃら?と言って真剣に自民を叩いている連中、凄い数ですもんね。
ひろゆきの〝維新に行かせないプロパガンダ〟に、こうも簡単に乗せられている人が多いのか?と呆れました。

それにしても日本の対応は何なんでしょうね?
余計な動きしかしていません。
堂々と真っ直ぐに背筋を伸ばして言い切れば良いのです。
「うるせ〜!殴るぞ!」と。

それが言えない政府は早く解散して総選挙で出直してください。