自民党が嫌がる旧統一教会との「癒着報道」が終わらないワケ《FRIDAY DIGITAL》 |
前編はこちらの記事です。
その後も統一教会絡みを問題視する声は大きいが、これについて〝誰が利するか?〟と、言う観点から考えた。
これを考えるに当たり、自分の考えとして
「中国共産党が裏で動いたのかな?」
と言う仮説を立てていた。
理由としては先の参院選でボロ勝ちした自民を揺さぶる目的では?と考えた。
以前知己を得た中国メディアの方と週末に電話で話す機会があり、この問題を率直にぶつけてみた。
すると記者は「あくまでも私見ですが…」と前置きした上でこう言った。
「それは無いと思います。」
随分あっさりと返事は返ってきた。
ここで誤解無く言うと、この記者は中国メディアとは言え、反中メディアの方である。自分もこのメディアの情報をキッカケにして調べ物をするケースが多い。
その方からここまでアッサリ言われると流石に拍子抜けする。
記者は続けてこう言った。
「統一教会は以前、中国でやってましたよね?」
あ!っと記憶が蘇った。
特に揉める事は無く、国の宗教に対する政策の問題で出ていった。
揉めて出ていったのなら反論もしたいが、揉めてもいないと言う事は何らかの双方が納得いく手打ちをしている可能性が高い。
それを揺さぶる材料に使う?とは、流石に自分の推論の辻褄が合わなくなった。
「ですからこの問題は、日本側から出てきた問題ではないでしょうか?」
ここで推論は振り出しに戻った。
じゃあ誰が?
と、考える。
とにかくあそこまで大量に情報が溢れ出す、それも安倍元首相の死と入れ違いの様に出てくるのはあまりにも不自然と考えている。
記者との話は中国情勢や政権のパワーバランス、中国経済にアジアや日本に与える影響と多岐に渡った。
少なくとも両者の共通の意見は、維新が盲目的に追従している中国への依存と期待は、とんでもないダメージを日本に与えるだろうと言う点に於いて完全な一致を見ていた。
- そもそも維新の連中はあの危険な上海閥と平然と付き合ってきた事。
- 武漢とのパートナーシップが出てきた段階で、中国側の窓口がシフトしている事に大阪側は気が付いていなさそうと言う事。
- その窓口交代は途轍も無い危険な因子をばら撒いた事と、それに対し維新側は何も気が付いていない様に感じる事。
- 福建の連中を大阪に招き入れている事の危険性を感じていないのではないか?と言う話し。
- あの大阪領事、あのクソ生意気な態度はなんだい?に対し「彼は役者です」と逆の納得が行く話し。
- 上海電力の元社長のデャオさんのこれまでの経緯の情報。
- ある人物が2Fととんでも無いビジネスをやっていた事。
とにかく話題は尽きない。
記者さんに何と思われるか?或いは「こいつ日本人のクセに危険だ」と思われたらヤダな、と思いつつも、以前から自分の中で生成されている、ある質問をした。
「色々言われているけど、新疆等の人権問題を除くと習近平が間違えた事を言っていない様に感じる時がある。案外マトモな部分があるんじゃないか?と思うんです。」と。
「そうですよ、そこは物凄い勘違いされているんですよ。」
全身に入っていた力はフッと抜けた。
「私たちのメディアで習近平の批判、見た事ありますか?あっても少ないはずです。問題は江沢民の上海閥なんです。ウイグル問題も全てそこです。」
合っていた。
ずっと頭の中、胸の中でモヤモヤしていた霧がフッと晴れた。
「やっぱりそうでしたか!」
何せ太子党の中で太子党の汚職を駆逐している。そこは動かし難い事実だ。
「習近平は中国製造2025を目指しています。しかしどうですか?いま労働者、集まりますか?皆んな大学に行ってしまって工員が集まらないんです。そこで全国的に肥大化している学習塾産業を壊しました。」
「教育は学校でやるべきだ。貧富の差で学習塾に行けないのはおかしい。それで学力に差がつくのはおかしいと言う考えなんです。」
私は言った。
「いま中国の日本人向けの求人を見ていますが、とにかく募集内容が凄い。月給は40,000-80,000元(約800,000-1,200,000万円)がザラですよ!」
「そうなんです。つまり製造工場が回らないんです。まして日本人が関わったプロジェクトは品質が凄いです。けど誰も行きませんよね?つまり製造業が破綻し掛かっているんです。」
そうか、それを立て直す為に行き過ぎた教育ビジネスを潰し、学校教育に責任を持たせる政策だったのか…と、合点がいった。
「しかし…習近平は完全に誤解されていますよね?」
「それはそうですよ、江沢民が横で掻き回してしまっています。彼は警察や解放軍を握っています。まして上海電力なんか李鵬の流れですよ?誰も手を出せないのは天安門を見たら分かるでしょう?」
China appears to be gearing up for a possible military intervention in Hong Kong, but experts say Beijing is likely bluffing《Business Insider》 |
この一言でハッと気が付いた。
いまの自民党をかき乱しているのは誰か?
外では無い。
中だ。
あの中国共産党でもかき乱しているのは米国でもなければ日本でもない、獅子身中の虫だ、と。
統一教会問題で全く名前の出てこない人。
その人がいずれ自民を救う〝ホワイトナイト〟として登場するだろう。
良くしたモノで彼のブレーンである某党は一切口を開かない。
唯一の誤算は自民を掻き乱す為だったはずが、身内のもう一つの党が統一教会とズブズブなのがバレた事か。ネット民の調査力を甘く見たな。
自民党と統一教会の繋がり方は前編の山本氏の動画にある通りだろう。従って今後の解決方法もまた、あの動画の内容を参考にすれば良い。
しかし維新は違う。
ある意味、維新はその骨格自体が完全に統一教会をアテにして出来た組織だ。
親が統一教会と表裏一体の組織に飼われていて「知りませんでした」は有り得ない。また前編でも書いたが、大きな組織を持たない党がどこから巨大な組織票を持ってくるのか?
少し考えたら分かる話しだ。
そして一部のネット民が気がつき始めている。
もしかして今までのネットは五毛党と統一教会で言論の方向性まで揺さぶられていたのでは無いか?と。
同時にイシンジャーとの関わり合いも、もしかしたら?と気がつき始めている。
これ以上は書かないが、この内容からもう一段深く、検証してもらえたら幸いです。
記者さんが何度も口にした言葉が耳から離れない。
「年内、持たないですね」
追記:ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
先ほど、知人からこんな情報が寄せられたので追記いたします。
過去に維新の選挙事務所に入った人に着いて行き、私も事務所に出入りしたことがあります。新人候補のところに、現職の市議が分かれて応援に入り参謀役をする。その人が持っているノウハウもあるのですが、連れてくるボランティアが各地で選挙経験を積んでいて尋常ではないノウハウを持っています。また一人ひとりがいろいろなスキルを持っていて、例えば桃太郎のプロ・ウグイスのプロ・チラシ配りのプロ・街宣車回しのプロというように、素人とは一線を画すスキルにびっくりしました。そして全くの一見さんが、ポスター貼りやります!証紙貼りやります!と「維新の事務所」だからとやってくるのです。普通の市民がそんなことするのか?と思いましたが、ボランティアの代表格が「それが維新の風なんです」と当たり前のように言ってくるんです。しかし二回のブログを拝読して思うことは、宗教だから皆んな繋がっている。一見のふりして実は話しができていたのではないか?そういう風に考えると納得いきました。わざわざ電車を乗り継いで全く知らないところに応援に来ますか?学校の授業の合間を縫ってウグイス手伝いますか?自分の同級生に選挙の勧誘しますか?宗教繋がりだから出来たのだ、と考えたら納得できます。維新の実働隊は宗教信者。あくまでも二回ほど覗いた選挙事務所で感じた私見です。