それにしても菅義偉が維新の大ボスである事と、公明党を動かしている張本人である事を知らない人がこんなにも多いとは驚いた。
これが最近の一番の驚き。
私たちはマカオ疑惑の時に維新サイドと大揉めに揉め、維新サイドから仲裁人なる人物が出てきた。
その名は鈴木宗男。
その宗男が「今日は菅さんに頼まれてきた」とほざいた。
これにはこちらサイドの関係者も「はぁ?」の次の言葉が出なかった。
時に2018年6月、場所は鈴木宗男事務所だったと記憶している。
維新と自民のつながりと、維新と公明のつながりは全く同じ。
維新⇄菅義偉⇄佐藤浩創価学会副会長→公明党
と言う図式。
この矢印の意味を良く記憶してほしい。
自分の超親しき先輩が太田元公明党代表の秘書だった頃、この菅義偉の蛮行に心底頭を悩まされていた。
「とにかく情報が来ない。」と憔悴しきっていた事もあった。
場所は東京は深大寺。
一人は鬼籍に入り、一人はもう外へ出れない身体に。
いまはあの何気ない、もう二度と戻らない日々の会話を懸命に思い出しては、自分の糧にしている。
信じられないかもしれないが、自民からの話しが公明に降りて来ないと言う。それらは全部、公明サイドが学会から聞く羽目になると言う本末転倒な流れになっていた。これには先輩も太田大臣も相当、弱り果てていた。
こう言う事が常態化していたのだ。
この事をある政治ジャーナリストに話すと笑いながらこう言った。
「全く同じ場面を目撃したよ」
詳細をここで書くのはルール違反なので割愛するが、内容を聞くと〝全く同じ〟どころか山口那津男の代になって〝もっと惨めなスキーム〟に進化(劣化?)していた。
「そんなの便所の落書きだ!」と騒ぐスガレンジャーやイシンジャーも湧くので、これ以上、話しをしても仕方が無い。
しかし菅義偉が自民党内で誰を推しているか?を見れば一目瞭然でしょ。
故・安倍晋三(故と言う文字を付けたくないが…)に被せられた数々の汚名。それを誰がやったのか?を見たら一目瞭然である。
いまもっとも警戒すべき人物である。
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