さてこのところよく目立つ、維新と中国・北朝鮮等との蜜月のラブラブな雰囲気。これを起こった年別に検証していきましょう。
まずは中国の一帯一路の動きが顕著になってきた2017年から。
これまでに何度も書きましたが、これらは全て米国にトランプ大統領が誕生した後の話しです。
アメリカファーストを打ち出し、不均衡が目立っていた中国との貿易に対し、矢継ぎ早に制裁色の強い政策を打ち出したところから物語は始まりました。
先日も取り上げましたが、過日こんな事をツイートしている方がいらっしゃいました。
『武漢新港とのパートナーシップ協定について』
— 横山ひでゆき🌻大阪維新の会 (@yokoyama_hide) May 15, 2022
https://t.co/PcG79HX9RJ
これは何事か?と、見ますれば…
おっしゃりたい事を掻い摘んでみますれば…
と、仰っております。
さすが、次期市長に松井現市長が擁立すると噂されている通りの方でございます。
つまり、キッパリと
- 維新は中国を始めとする特定の国家を優遇する事はない
- 中国との繋がりを探っている方々、ざんねーん!
と、言う事を仰りたいのだと思います…が!
ところが先日のPostでは、このページを見た方が全員空目すると言う、怪奇現象が発生いたしました。
空目です。
維新が特定の国に与している訳がありません。
だって横山ひでゆき大阪府議会議員がそう言ってますから、嘘つく訳がないじゃ無いですか!
逆に文字で残している訳ですから、嘘を書いていたら大変な事になります。
気にせず次へ行きましょう。
ここからは一手づつ詰将棋です。
1, 2017年4月2日
大阪維新の会/貝塚市議会議員
中川 剛
皆さん、こんにちは
大阪維新の会 貝塚市議会議員 中川 剛 です。
昨日は、中華人民共和国 駐大阪総領事館 李総領事、劉副総領事、領事館も職員さんが『ほの字の里』に来て頂きました。日中友好、山手地区活性化、貝塚市の発展の為、今井豊議長と連携をして頑張っていきたいと思います。
衝撃オファーを頂きましたので、話を詰めていきたいと思います。
何か良い話しを中国側から頂いたんでしょうね!
ウキウキワクワクがこちらにも伝わってきます!
良かったですね!
2, 2017年6月14日
大阪維新の会/在大阪中国領事館
一帯一路に入るための教えを乞う
2017年に当時、大阪維新の会の重鎮であり、大阪府日中友好議会同盟の会長である今井 豊氏が、当時の在大阪中国領事館の李天蘭総領事を始めとする一行を招待し、『我々が一帯一路に与するにはどうしたら良いか?』と言うレクチャーを受けたと言う記事が、中華人民共和国の外交部から発信されていますが、
リンク:中国外交部HP
これは目の錯覚か?
或いは
中国外交部が〝勝手にやった〟のか?
つまりは維新の会で代表である松井一郎は、中国外交部に対して
〝嘘言うな!〟
と、思っているでしょう。分かります、分かります。
なんなら中国外交部に対してスラップ訴訟をしてやる!
と言う事でしょうから、みんなで応援しましょう!
またここで、李総領事がこの場で発した内容には、その後、今の時代になり、維新幹部である吉村が発した大阪の今後に関する展望と類似性…と言うより、ほぼ同じ内容である点に大いに疑問を感じますが、それは後日、詳細を綴ります。
3, 2017年12月16日
一帯一路エネルギー政策サイト
咲洲メガソーラG7で最初の施工例として紹介される
同(2017)年暮れ、咲洲メガソーラーの施設にステルス参入した上海電力日本(株)について、この件が中国政府一帯一路エネルギーサイトから突然、
リンク:一带一路能源合作网
〝南港のメガソーラーは一帯一路の理念に沿い、G7 先進主要七カ国で最初に作られた施設である〟
と発表される。
訳文(前半部分):良いクォリティーを求める時、日本は常に世界の主な太陽光発電マーケットの一つです。大阪南港プロジェクトは国家電力上海電力日本会社が、日本での開発投資建設の初太陽光発電プロジェクトです。このプロジェクトの完成は、中国国内の太陽光部品設備の輸出に連動し、これによって中国投資協会より“2016-2017年度国家優質投資プロジェクト賞”を受賞しました。
兵庫県三田での太陽光発電所は、大阪南港プロジェクトに続き、上海電力日本会社が商業運行する2つ目の太陽光発電プロジェクトであり、初の全体自主建設の発電プロジェクトである。このプロジェクトは2016年2月9日に運行を開始し、年平均発電量ターゲットは実現可能性設計数値の10%越えています。プロジェクトの整地設計及び生態環境保護(植樹緑化)については高水準をとっていて、現地にとって実証的な意義がある。
これについては、当時、維新の会の代表であった橋下が関わっていたはずですが、不思議な現象が起きております。
現在、維新の会に関わる方々から
『当時の維新は関係無い』或いは『橋下は知らなかった』
もっと言うと上記の様に、
『維新は特定の国と関わっていない!』
等と言い出し始めたのです。
これは完全に何かを勘違いされている…と言わざるを得ません。
上記三点はどこからのニュースソースかをハッキリさせます。
【1】は大阪維新の会の議員から
【2】は中華人民共和国の外交部から
【3】は中国政府一帯一路エネルギーサイト
オレ、デマでも流した?
誰かが陰謀論でも流した?
Twitterで流れたネットの噂?
違うでしょ?
大阪維新の会と中国と言う国家が自分達で流しているでしょうが!
それをこの栄光の〝便所の落書き〟でただ日付順に並べただけよ?
2017年の一年だけでこれだけ重大な問題が起こっている訳。
また一部ではこんな意見もございます。
この方はいつもズレたことを仰いますが、よく考えてください。
そもそも上海電力の件は、当時の市長と大阪市の問題であり、参院選と言う国政選挙とは何も関係がざいません。
いや、むしろ、どうして入ってこようとするんでしょうか?
もしかして『選挙の妨害だ!』と言う流れを作って、問題の矛先を変えようとしているんでしょうか?
それは良くないです。
ですので、最低限でも大阪維新の会 大阪市議員以外は黙っていた方が良いのではないか?と思うのです。
繰り返しますが、これは国政選挙に一切関係の無い話しです。
下手に長引くと投票日を持ってしてもまだワーワーと騒ぎが続き、またそう言う時に限って、思ってもいない打ち上げ花火や仕掛け花火(例えばこれはあくまでも予言ですが、維新の会と名付く議員さんの政治資金報告書の不実記載が数名出てきたりとか?)がポンポン上がったりとか、些か具合悪いじゃ無いですか?まさかとは思うんですが、そうなったりしたら…
by.故・宜保愛子
これは誤解を招く記事です。
二階俊博を中心とした媚中議員は一帯一路を招きたくてどうしようも無い。
一方の当時の首相であった安倍総理は一定の理解を示すも、日本としては与しない事を初期段階から表明しておりました。
つまり日本政府としては導入予定の無い他国の政策を、一地方自治体が積極的に導入を進めていたと言っても過言ではありません。
ここでもう一度、横山ひでゆき 大阪維新の会 府議会議員の言葉を確認して締め括りたいと思います。
この後、この続きとして2018年、2019年と検証していきますので、宜しくお願い申し上げます。
ところで最後に本を紹介させてください。
実はこの本の主人公は知ってるも知らないも、非常にお世話になっている方がモデルになっています。
数ヶ月前に『本を送るから住所ちょうだい』と言って来た時「?」と思っていました。
「なんのこっちゃい…」と。
で、書籍のレビューを見てビックリ!
高度成長期の昭和を経て平成へ。
そう言う変化の大きな時代の中、金融マンとして生きてきた笹子さんの目から見た金融社会の裏と表。
いつもは酔っ払ってカンチョー!だのなんだのバカな話ししかしていませんが、いざ本を読んでみるとグワっと吸い込まれます。
これからを生きていかなければならない我々は、なにを気を付けなければならないのか?と言う活きたバイブルになります。
ぜひこの一冊を手に取って頂きたいと思います。この〝今日までの物語〟は〝これからの問題〟に立ち向かう為に、必要な知恵と知識を与えてくれると確信しております。