そもそもどうしてこんな後出しジャンケンの様なチグハグな計画にGoをかけたのか?から考えると答えは非常に簡単だ。
2010年11月11日18時43分大阪市の平松邦夫市長は11日の定例会見で、橋下徹大阪府知事がカジノ合法化や大阪への誘致をめぐって「小さい頃からギャンブルをしっかり積み重ね、全国民を勝負師にするためにもカジノ法案を通して」と発言したことについて、「市民感覚からすると、とんでもないことを平気で言っている」と批判した。
市長は「議論もせず、経済効果だけでカジノと騒ぐことには反対。日本でカジノを考える際、一番使ってはならない表現だ」とも述べた。
橋下知事の発言は10月末、カジノ合法化を目指す国会議員らが出席した学会で出た。「わいざつなものは全部大阪が引き受ける」とも語っていた。
この2010年11月11日の新聞記事のの中で、とりわけ狂った発言は、
「小さい頃からギャンブルをしっかり積み重ね、全国民を勝負師にするためにもカジノ法案を通して」
この発言の異常性は橋下徹の本質をよく表している。
橋下徹は華僑のビジネスマンの知己を得て、カジノ解禁へ舵取りをした。しかし問題は〝知己を得る〟ことと、〝本質を知る〟と言うのは別の問題だ。
ウチの義父の様にカジノ(IR)を作った人達と知り合った訳では無い。せいぜいがローレンスの様な二代目・三代目の傀儡経営陣。従ってその本質に触れてはいない。それは田中真紀子から話しを聞いて、日本の戦後政治の全てを理解するようなもんだ 。
広東人や華僑の特徴として、最初は話しを非常に大きく言う。これは日本で言うところの〝社交辞令〟だ。ところがいざ出す段階になるとその渋さは半端で無い。契約が終わってからでも平気で値切る。それが華僑であり広東人の特徴。
そう言う人種の特徴を理解せずに社交辞令を信じて『カジノが来たら一兆円投資するぞ!』と騒いだのが、今回のニッポンIR狂想曲。一度こうなったらもう後には引けず、色んな理由を積み建てては今日に至っている訳だが、この件の一丁目一番地はこれ。情けないでしょ?
海外とサシで勝負したかったら、その土地の居留権を取って、市民になって10年は学ばないと分からないよ。無理。通いで行ってる海外ビジネスなんて眉唾もんでしか無いし、労働VISAでやってるビジネスも然り。
分かるでしょ?今回のコロナで労働VISA組は真っ先に『どうぞお帰りください』になったから。その地場にしたら〝勝手に来てなんかやってる〟でしか無いんですよ。
大阪IRはMGMとオリックスの共同体。カネを握っているのはオリックスなんだから、ちょっと会社訪して『投資してくれるって言ったよね?だったら(カジノ)やらせてあげるから、ちゃんとカネを出してよ』と言えば良い。
それを〝公金から出す〟と言った意味を大阪府民はキチンと理解すべき。分かりますか?オリックスから多分言われたんでしょう。
『そら、あんたさんちが払ってください。ウチが払うもんやおまへん』
維新支持者もこのオリックスの意見には賛成してますよ。支持者ですから。
これが田舎モンが下手に海外とビジネスをやる結果なんですよ。
あらためてお悔やみ申し上げます。