タイタンに感じる違和感

株式会社 タイタン


 本来は別の話しを書いていたが太田光とその女房の話しがアチコチ出ていたので、こっちの話しを急遽書きました。話題に乗ったと言うより、前々から同社所属の橋下徹についての違和感を二度ほど書いたので、その流れに沿っていると捉えて頂ければ。

 芸能プロこそ序列の世界。義母はマナセプロ草創の頃の所属タレントだったので、その後、ナベプロへの枝分かれの変化などを聞いた事があり、『あぁ、日本の芸能史そのものだなぁ』と思いながら聞いた事がある。

 本来、芸能事務所にとってTV局はお客様であるが、この三十年ほどは事務所が制作やキャスティングを行う事が多い。それにしても媒体とコンテンツで言うと、媒体が大家さん(TV局)である事は間違い無く、そうそうデカいツラは表立ってはできない。

ところが五年ほど前の記事だが、はっきりとこう言っている。


太田氏も、事務所所属の芸能人や上西氏がしばしば出演する情報番組「サンデージャポン」(TBS系)にからめ、「文句があるなら『サンジャポ』に出演頂かなくて結構」と切り返した。

 明らかに出演に関しての決定権を持っている言葉だ。つまりこれは〝キャスティングを握っている〟に他ならない。

 で、あるとしても、こんな場で番組のキャスティングに関する言葉を発するとは、ちょっとおかしいな?と、その当時、感じたのを今でも覚えている。

そこへきての今回のこれ。

元々、大人のADHDを感じるものはあったが、ちょっと酷かった。

これなんか山本太郎がまともに見える。 


 ただ、いくらキャスティングをやっていたとしても、その予算を貰うのは局なり制作プロダクションなので、どうしても違和感が拭えない。Pや局、スポンサーを怒らせたら予算カットも有り得るわけで、そこがこの強気と言うかお構いなしの夫婦と、TV局の製作費の構造とが噛み合わない。
その噛み合わない違和感は以前に書いたこのpostとまったく同じ匂いを放っている。


 その違和感とは〝コメンテーター〟や〝解説〟としての立ち位置が全然おかしいと言う事。普通、コメンテーターであれば、相手の話し、それが例え意見として反対であったとしても、一旦は飲み込むか、一つの意見としてキープしておくか、とりあえずテーブルの上に乗せる。

 しかし橋下徹のそれは完全に違う。とにかく自分の言い分を相手が納得するか、どうしても相手が飲まなければ相手の言葉を切り取って継ぎ接ぎにして言質を取ると言う非常に汚い手を使う。先日の高市早苗氏の言葉をすり替えて言質を取ったフリを見ましたでしょ?あの様な姑息な手を平然とやるのですよ。これはもうコメンテーターと言う範疇を超えていますよ。

 普通こんな事をすれば仕事がなくなるのが常識。しかしそうはならない。そこに違和感を感じるのです。
〝この人たち、局からカネを貰って無いんじゃないか?〟
〝時間枠を買って自分たちの番組を作っているんじゃないか?〟
つまり〝言質〟を取る為に番組をやっている様にしか感じない。

 それらを総合すると、前も書いたが金主がTV局では無く、タイタンに直接いるとしか思えない。所属タレントで現金を持って来れるタレントはせいぜいが5-6人。月に1億は入ってくると言っているらしいが、どうも計算が合わない。
 まぁ人の商売をあーだこーだ言っても始まらないが、あいつらは切り替えが早いよ?結果が出ないとなるとすぐに捨てる。その時になって吠え面をかかない様に賢く生きていきましょうや。