その変化に気が付いたのは今年の初旬。マカオはその地理的な問題から空気が非常に悪い。場所として中国の最南端。マカオには煙を吐くような産業は無いものの、隣は世界の工場の広東省。そこで吐き出された煙に含まれる微粒子は空を覆い、焦げ臭い匂いを漂わせるのが例年の風景。
気管支がやや弱い自分は龍角散を肌身離さずに持つのだが、昨年の暮れから変に天気が良い。空は澄んでいるし、夜は流れ星が見えたりする。またアプリで確認しても極めて空気の状態は良い。これは元を正せば貿易で揉めたオーストラリアと中国にその原因があり、誰がどう見ても中国が悪い。
中国がオーストラリアからの石炭を輸入禁止にし、怒ったオーストラリアは『あー、そうですか』と言わんばかりに本当に輸出を差し止め。
常識があるのならこんな事しないと思うのだが、本当に止めた。止めたついでに中国は化石燃料に頼らないクリーンエネルギーへのシフトを高らかに声を上げたのだが、現実にはマッチしない状況でのシフトは結果、自国の首を締める一方となった。
ニュースの中では政府の排出ガス削減の為と言っていますが嘘でしょう。こんな事が続けば経済がまた冷え込むのが目に見えています。世界のサプライチェーンの中枢を担っている国として考えるとあり得ない事態です。間違いなく石炭の不足でしょう。
そもそも排出ガス削減で一国で全体の30%も出している国がリーダーシップを取るなんてあり得ないでしょう?もしそれを言うのであれば五年前に比べて1/10に圧縮したぞ!と言うのならまだ分かるのですが、一番、空気を汚しているやつが『皆んな自粛しよう!』とはちゃんちゃらおかしいです。
EVシフトも降って沸いたようで、それは確かに今後考えなければならない事であったとしても、最優先課題ではありません。
それらは全て中国が〝イニシアチブを取れる〟と勘違いして一帯一路の中にも潜り込ませ、自国の商売に直結させようとした罠です。これに乗っている我が祖国もどうかと思いますが、昨日までに私がこのblogで書いた河野家-中国共産党-小泉家-大和証券他、親中企業のソフトバンクなど、なりふり構わない構成でこの〝どうしようもないウソ〟で商売をしようとしています。
この思い付きで目の前のゴミカスでも商売にしようとしている連中を叩き出し、〝本当に必要なものはなにか?〟と言う視点で考え抜き、叡智を絞って次の世代へと繋げる事業体系を創ることが、本当の意味のSDGsだと言えるのでは無いでしょうか?こんな街中を停電にして産業を止めて混乱させる未来が欲しいですか?
しかし豊田会長の負担が大き過ぎます。もう少し同じレベルで考えられるブレーンがいればもっと楽だと思うのですが…
最後に。この問題は恒大集団をはじめとする不動産のバブル崩壊問題より大きい問題となります。あれは最後に政府が引き取れば済む話し。こちらはそうはいきません。