それはそうと、今までのこの時間、英国の商社からの質問に対して販売戦略のプランを書いていた。極めて日本的なやり方を提案するワケだが、全く無名の商品を展開するには、この日式は結構効く場合が多い。特に英国は日本がその多くを学んだ国だけに、インフラの構成や構造が似ているケースが多い。ただあちらのあの1,2,3…あといっぱい…の雑さ。実はこの日式ツッコミは、数字の後進国にかなり効くのだよ。
昔、中国でシロッコカップがあった。最初のプレゼンで当時の上司はコケた。テーマは〝ディーラーと繋ぐ企画〟だったが、イタリア人の彼は『ここにロゴを入れるといくら』、『ここはいくら』とやって、イッパツ蹴られた。
自分は同じタイミングで上海電通からのオーダー。トヨタのヤリスの企画提案を求められて作った。企画は通ったが、リーマンショックで全てが取りやめになり実行されなかった。トヨタはその直後、あの屈辱的な米国のヤラセリコール問題に巻き込まれた。
この時、時間が無かったのでTOYOTA→VWに、YarisをSCIROCCOに変えてそのままプレゼン。
で、通った(笑)イイノカオイ!😁
思いっきり日本式に振ったのが正解だった。結果、中国でその後、数年続いたVWの躍進のキッカケになってしまい、日本車排除の動きに繋がってしまった。時は2008年から2011年頃だったか。まぁ最後はカネを貰えなかったので黙ってやめて、そのままマカオに来る事になったのだけどね。
ただあれは自分の考えや企画が海外でも通じるぞ!と言う自信に繋がった。それが今度は英国。この会社はオランダのPHILIPSの総代理をやっているなど、かなり手強いぞ。
けど負けない!負ける気はしない!