中国

 いつも行くcafeで中国人の青年が声を掛けてきた。四川省からマカオの大学に留学に来て、今はインターンで仕事をしていると言う。



 日本に留学する為に勉強しているのだ、と。しかしコロナで思う様な展開にならないと言う。

「辞めといた方が良いよ。今はあなた達が思い描く様な展開にはならないよ。精々が中共のスパイと思われるのが関の山だよ」と冷たい言葉を投げた。
かなり動揺していた。

 持て囃しても意味が無い。こう言うのを持て囃すのは何某かの利益を誘導出来る連中だけだろう。
なので現実を教えてあげた。

『政治の事はもっと上のレベルでは無いのですか?』

彼は喰いさがる様に言った。

「君は政治に対しての意見は言わないの?」

ワザと意地の悪い質問をした。

『言わないです。』
「言わないじゃなくて、言えないんじゃ無いの?」
『はい、そうです。だから言いません。』
「日本はスガのハゲーって言えるんだよ。政治が間違えていたら間違えていると声をあげれるんだよ。」

暫く考え込んでいた彼は、
『母は出来るだけ遠くに行きなさい。帰る必要は無いから…と言います。あなたが言っている意味は今、つながりました。』

これが中国…そこに産まれた不幸よ。そしてお花畑の日本人よ。特定の宗教団体発行の新聞読んで、中国が分かった気になって、中国を語るんじゃねーぞ。アンタのそれは騙りだからな。


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