昨年の2020年1月7日のハナシ(約1年前の物語り)

 ハナシは昨年から続きます。


 2020年1月7日、酷い風邪の症状になり病院へ。結果インフルA型。何がAで、何がBか分かりませんが、とにかくA型と言われたので、多少のショックを受けました。問題はココからです。


医者が

『あなたは過去二週間以内に、武漢に行きませんでしたか?』

と、聞いてきた。


この段階で完璧にくたばってますから「はぁ?そんなとこに行くワケ無いでしょ!」と答えました(マサカ、武漢にオンナがいるのがバレたか!)が、少々気になり、逆に医師に質問しました。


「なんでそんな事を聞くの?」と。


『実はまたSARSみたいのが発生しているんですよ』


 のちにこの一言が指すモノが世界中を大混乱させるなんて、この時点で知る由も無いじゃないですか?ただ"そんなハナシ(またSARSみたいなのが出ている)がある"と言うハナシはこの少し前からチョクチョクは出てはいました。


 その後の大混乱は皆さんが体験した通りなので、個々に色々あるでしょうから割愛しますが、これまでにマカオで報道された事実をタイムラインに重ねておはなしします。


  1. 201912月初頭、既にこの"またSARSみたいなヤツ"の情報は出始めていた。マカオの新聞に小さく掲載されていたりして「ふ~ん、また始まったか…」くらいのレベルだった。
  2. 武漢で発生した新型SARSらしきモノの情報を、1230日、後に亡くなられる眼科の李文亮医師が『7名ほどの罹患者が出ている』と中国版Twitter(微博)で情報拡散。しかしこの先生は中共に不要な情報を流した罪で逮捕。のちに亡くなってから中共が英雄視した為、市民は激怒。
  3. 2020年1月1日 マカオ政府、武漢からの渡航者に対し、飛行機内で検温対策を即時施行。
  4. 1月5日、マカオ政府はこの状況をレベル3(中程度のリスク)に指定し、対策本部を設置。
  5. 1月7日、オレ、政府の病院で疑われる😂
  6. 1月21日、マカオ政府は対策本部をアップデートし、24時間対応の新型肺炎対応コーディネートセンターとして設置し直し。
  7. 1月22日、SARSに於いて大きな功績を残した感染症の専門医師 鍾南山先生を招聘し、行政長官を筆頭に会議をしアドバイスを求める。
  8. 同日、一人目の罹患者を特定。
  9. 1月24日、高校以下の学校の停止を発表。
  10. 1月26日、過去14日間に遡り、湖北省から来る人に医者の発行する陰性証明書の付帯を義務付け(事実上の入国禁止)。カジノへの入場も禁止。
  11. 1月27日午前9時、2019年12月1日から2020年1月26日迄にマカオに来た湖北省籍の人を隔離施設に強制収容又はマカオから退去させる為、即座に施行。つまり"出てくか"、"強制隔離か"テメーで選べ!が始まり、事実上の湖北人狩りが始まる→実際、その現場を見てオレ、ビビる…
  12. 1月28日、中央政府に対し、マカオに来る人のVISAの発行停止を要請、即時決定(事実上の入国禁止措置)。
  13. 2月5日、マカオのカジノを全て閉鎖(経済を捨てた日)
  14. 3月18日発表。同月19日から就労VISA以外の非マカオ居民の入国禁止。

 と、言う事で、やるべき時にやるべき事をやった事が結局、自分達を護る事なんですよね。


ちょうど数日前、NTVさんがニュースで纏めていましたのでシェアします。



 それにしても2月5日。マカオの全てが閉められ時のショックと不気味さは忘れられません。




 この動画は自分で撮りました。リスボアのシャッターが閉まるなんて、初めて見ましたもん。


 この時、日本はパーフェクトにこれらの事態を"対岸の火事"としてしか見て無いんですよね。この時の初動の遅れ、以後の対策の後手後手


 アベガー!とか言われてましたけど、ガースーの現政権に代わったら、そのグデグデが更にパワーアップしちゃってますから、ダレがA級戦犯か?は明確です。


 経済を止めない為に対策を強行する!くらいの気迫があって良いと思うんですよね。医療インフラが崩壊したら、どのみち経済は止まりますから。

 ならば2ヶ月間、ビシッと止めて、例外無く海外からの入国を止めてまず現状を押さえ込む。日本にいる外国籍で尚且つ定住者でないモノはノシをつけて強制送還する。

 そのくらいのキッパリとした態度がなぜ取れないんでしょうかね?

下のモノには強いが外には弱いは、恥ずかしいですよ。


と言う訳で、今回はこんな話しでした。



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