友人からの連絡で腰を抜かした。ある弁護士事務所からこんなSMSが届いたのだと言う。
要は養育費を払っていなかった友人も悪いが、その手前に前妻との間にトラブルがあり、ここに於いてはドッチもドッチ。しかし友人はこの連絡してきたのが『弁護士事務所じゃ無いんだよ』と言う。
ついでこんなSMSが…
訳わからん、、、と、思いながらも業務上、日本の会社で友人をマネジメントしている関係もあり、それであればとマネジメント会社の立場としてメールを入れてみた。
しかし返事は無い。
そこで電話を入れてみた。
以下、その流れ。
そんな感じで何とも怪しいやりとりだった。
少し前から問題になっている給料の闇ファクタリングと同等なんだろうな?と思い、その“小さな一歩”とやらのHPを開いて見た。
9/7(月) 弁護士事務所 15:21に加電。
弁護士事務所:子育て支援センターです。
ワイ:あれ?弁護士事務所じゃないですか?
弁護士事務所:あ、はい。その中で子育て支援センターです。
ワイ:澤野と申します。斎藤さんと言う方から『連絡を欲しい』と言われておりますので、連絡しました。斎藤さんをお願いできますか?
弁護士事務所:申し訳ございません、斎藤は大勢いるので分かりませんので、そちら様のお名前を教えて頂けますでしょうか?ワイ:澤野と申します。弁護士事務所:澤野様ですね?お調べしますので少々お待ちくださいませ。
(凄く待たされた)
弁護士事務所:申し訳ございません。お名前が見当たらないのですが?ワイ:そりゃそうですよ!だって初めて電話したんですから!
弁護士事務所:あ、そうですか?すみません。どのようなご用件でしょうか?
ワイ:弊社がマネジメントしている方が養育費のトラブルでお宅の弁護士事務所がワーワー言ってんだけどね?それが弁護士事務所だったり、何とかセンターだったり、メールくれと言うアドレスのドメインが違っていたり、オタクらナニ?振り込め詐欺じゃないよね?
弁護士事務所:いえ、ここは弁護士事務所です。あの、すみません。弁護士に代わります。
(かなり待たされて弁護士登場)
小野:弁護士の小野でございます。
ワイ:初めまして、澤野と申します。昨日、弊社のデスクからメールを送ったのですが、返信がないので、電話しました。ところで、いま私が掛けた時に、うちのクライアントに散々コンタクトしてきた斎藤さんという方、この斎藤さんという方がずいぶん大勢いる様ですが、そんなことってあります?で、私は全く関係ないのですが、私の名前から調べるという風にいきなり持っていかれましたが、これ、まんま、振り込み詐欺の世界ですよね?小野:そんなことありませんよ、ちゃんとした弁護士事務所ですよ。ワイ:そうですか。どちらの所属の弁護士さんですか?小野:私は東弁ですけど。
ワイ:そうですか、なら、安心します。代表の方をホームページで探したら二弁だったので、またおかしい人じゃないか、ちょっと不安になっていました。
小野:そんなことあるのですか?
ワイ:はい、二弁はおかしいのばっかですからね。事実、この事務所に電話をした瞬間から、おかしいな展開に包まれている私が今ここにいますよ。 さて、ところで、私の会社でマネージメントしている方に斎藤さんという方から連絡してきて、源泉徴収表と預金口座の開示を求めてきたのだけど、まぁ源泉徴収票を出すのはやぶさかじゃないんだけど、“預金口座を全部開示しろ”、というのはどこの裁判所の命令があってこんな要求をしている訳?それともどうせ素人だからわからないと思って、脅しているつもり?おたくら、食い詰め者の弁護士を集まって、過払金だ、肝炎だ、養育費だに群がってる弁護士ゴロじゃねぇの? もう一つ、オタクの所長さん、裁判すっ飛ばしたとか、色んな事やってるのがネットに出てるじゃん?それもあのキモヲタ女の深○萌絵さんの裁判よ。欠席ってないよね?
小野:え?そんなのネットに出ているんですか?いいえ、そんなことありません。我々はしっかりとした弁護士事務所ですよ。
ワイ:ネットの風評被害に強いって宣伝してて、思いっきり風評が出てるって、結構珍しいと思うよ?しかしずいぶんSEOに金かけてるよね。交通事故で叩いて(検索して)も、離婚で叩いても、必ずおたくさんの事務所が出てくるよね? HPのページソース見たんだけど、HPが交通事故にあったんじゃかいか?ってくらい、いろんなキーワードが埋め込まれていて、おたくらの事務所って、実績重視というよりも、完全に検索重視なんだね。こういう作りをやっている事務所って、この前のミネルヴァもそうなんだけど、大体誰かに飼われてる非弁提携事務所の特徴なんだけどさ、おたく大丈夫?
小野:いいえ、そんなことはないと思います。
ワイ:で、何?今度は養育費の未払いを債権化して、その回収で稼いている訳?
小野:いいえ、稼いでいるほどではなく、
ワイ:それだったらさ、まず最初に『養育費が滞っていて、こういう依頼を受けてるのですが、って言うのを先に提示すべきじゃないの?で、そういうのがなくていきなり『預金口座を開示しろ』って?頭おかしくね?開示するから根拠となる裁判所の命令なり、何なり示しなよ?
小野:いえ、必ずしも裁判所の命令がいる訳では無く…では、そちら(ワイ)を窓口にお話ししましょう。
ワイ:その手にゃ乗らねーよ!それやったらウチ非弁だろうが?あぶね、あぶね、そうやってのせて通報しようとするのね?
小野:いや、そう言う訳では…
ワイ:その手にゃのらない。前に嫌な思いをしてるからね。じゃ何を根拠に命じているんだよ?あんたさ?弁護士だよな?弁護士はなるほど依頼人の言う事は聞かないとならない。それは分かる。けどね?その依頼が仮に常識を逸脱していたら、その是々非々を依頼人に解くのもあんたらの仕事じゃないの? 何でも依頼者の言いなりに動いたら、それは結果的に弁護士の品位や信用の失墜に繋がるって考えない?それってオタクらの業界自体の首絞めない? それに離婚事って他人にゃ分からんよ。子育て支援を標榜するんなら、子の幸せを先に考えないと。それを両親を争わせてどうすんの?だから“食い物にしてる”って素直に言えば良いんだよ。
小野:いや、今回は小さな一歩からただ依頼されただけなので…
ワイ:あー、そう言う事ね?分かった。だったらまずメールの返事をさっさとしろ。
以上。
そんな感じで何とも怪しいやりとりだった。
少し前から問題になっている給料の闇ファクタリングと同等なんだろうな?と思い、その“小さな一歩”とやらのHPを開いて見た。
あー、これメンドクサイ連中が起こした脱法ビジネスだな、と思い、少し関連記事を探した。
さてここで、こんな記事を見つけた。ZOZO創業者の新事業「小さな一歩」のビジネスモデル考察 他の保証ビジネスとの比較
ステマ丸出しの記事だが、実は日弁連等では既に弁護士に向けて注意喚起が出ていると言う。
そんなこんなしているうちに、この電話が効いたのか、本人にこんなメールが、、、
で、そこでこの“池田”なる弁護士って誰?と思いプロフィールを探したところ、
な、なんと…元ミネルヴァ法律事務所…‼️
これあかんヤツでしょ!!!
何なんだよ、、、ミネルヴァ六人衆って…
と、言う訳で全身の力が抜けたので、お付き合いのあるメディアにあとをお願いしました。
お楽しみに。
追伸:第二弾はこちら。