リージョナルとマスター???

ヨーロッパでは“F3”を巡ってかなり面倒な状態に陥っております。
今シーズン PREMAもエントリーするリージョナルのマシン

この記事には若干の誤りがあります。
いま現在の所、リージョナルはそのエントリーが10-15台と言う事で当初は危ぶまれていました。
が、その肝心要のマスターズ(旧ユーロF3)のエントリー確定(3/2時点)が僅かに5台(含むマリノ君)と言う事態になっていて、現状では単独開催は不可能な空気。

こうなる事を見越していたグランプリポーのオーガナイザーは早い段階でユーロF3で開催されていたポーGPをユーロフォーミュラオープン(EFO)に決定。

EFOは仮にマスターズが開催不可となった時に備え、3-SGのワンメイクのレギュレーションを既に解除済み。BOPでVWとMBが走れる様にしています。既に先日開催されたEFOはVWが出走していて松下君が勝ちましたが、表彰台はVW独占となってしまい、今後、更にBOPで絞られるでしょう。

結局、ヨーロッパに於いてのリージョナルはACIがプラットフォームを持っているので、ADACとはイタリアン/ADACのF4を通じて親和性が高く、最終的には両シリーズからのステップアッパーを含む良い受け皿になると考えられます。

また基本車輌があくまでも独自路線を貫くフォーミュラ・ルノーシリーズと共有というのも最終的にはプラス材料でしょうね。

僅か5台のエントリーに対して12-15台のエントリーが少ないとは、ちょっとどうかと思いますが、キチンとウォッチしていないとこう言う記事になってしまうと思うんです。

それにしても何でも整えたがるフランス人が仕切ると、結果、こう言う混乱する事態になるんですよね。
昔のバレストルの時はスポーツカーを死滅させました。
今度はフォーミュラピラミッドをクテクテにして…

正直、旧FIA-F3から変える必要がどこにあったんですかね?
物凄く勉強になる良いクルマでしたよ。

しかしフォーミュラの世界は残酷で冷酷です。

リブレになったカテゴリーから頂点に行けたドライバーなんで、最近ではグロージャンくらいじゃ無いですか???