もう伏せ字は辞めます

証拠が出揃ったので伏せ字はしません。

前回、ここまで書きました。
そしてその後、調べは続き、全容はここまで掴めました。

多少、前回と被りますが、こう言う事だったのです。

当時、この香港メディックの業務を受託していた荒木伸介とその妻 陳 珮欣/Chan Pui Yan, Jessie/ジェシー。

まずジェシーは香港メディックとも日本のメディックとも全く関係の無い会社Medic Group Ltd.(以下、MG社)を作ります。
これは日本のメディックと同じ社名ですが、資本関係も何も無い会社です。更に言うと日本の本社サイドは誰もこのMG社の存在に気が付きませんでした。

2016年7月18日に設立。
ご丁寧にバレない様にオーナーは莊 夏莉(CHONG, Ha Li)と言う女性。
この女性はMaxwell Accounting Limitedと言う秘書サービスの会社をやっていて、ジェシーの二十年来の友人とか。
メディック(本物の)パーティー等には花を贈って来てくれていた事も分かりました。
のちに800万円も盗む訳ですから花なんて言わずにもっと高価なモノを贈って欲しかったです。

2016年8月に入り、3回に渡ってジェシー達は香港メディックの当座から無断でMG社に576,322HKD/約800万円を小切手で振り出します。

その後、2016年9月23日に社名をMedic Group Ltd.からAdvanced Medical Services Holdings Limitedへと変更。
2017年2月13日にこの会社がジェシーが加入。
まんまと横領に成功。

さて昨日、そのジェシーから『話しをしたい』と言って来ました。
しかし私はもう一段、奥を見ました。

小切手の耳。
実際に振り出された会社(GM社)とは別の会社名が記載されていました。
そして筆跡と誰が書いたのかを調べました。
それが誰であるかすぐに分かりました。
そして日本で管理してる香港の経理台帳を確認する様に指示をしました。

結果、予想通りこの支払いは管理台帳には記載がありません。

これで犯人が誰か全て確定しました。

荒木とジェシー、莊 夏莉(CHONG, Ha Li)、そして当時、本社でカネを動かせる立場にいる人間。
筆跡もピタリと一致。

オーナーサイドに報告し、今後の方針を仰いだところ『思った通りにやってください』との事。

香港側は臭い飯を喰って頂き、返済を求め、できないのなら第三者破産申立をします。
日本にいる方はストレートに横領と言う事でこちらも日本で臭い飯。

これを持って私の同社での受託業務は終わります。

しかし最後は刑事事件とは…