IRを睨んで

 少し前の話し、
家内の旧知の方から何十年ぶりの電話が来た。
 日本の老舗ホテルのオーナー一族。
家内は子供の頃、日本の正月はそこのホテルで過ごしていたそうな。
まぁ、何とも身分の違う話しな事よ…



 曰く7月にマカオに行くので是非会いたいと。
名前を聞いたらびっくりする様な日本の金融会社と共同出資で金融サービスの会社を中国本土に設立したとの事。
 ついてはマカオの会社が日本のIR法の成立で日本に進出するので、その金融サービスを手伝って欲しい、との話し。いつものパターンで興味が湧かなかったが、家内のファミリーと長いお付き合いのご一家でもあるし、自分とは同じ郷里の方々である。
とりあえず、ご挨拶程度で『是非お会いしましょう』と歯の浮く様な返事をしておいた。

 今日、ニュースを見ていたらチームのスポンサーをしているSJM。
彼らは『日本には進出しない』と公言していたのに、突然、日本向けのプロジェクトチームを立ち上げる、と公言した。

 興味の無かった金融サービスの件とこのSJMの発表が頭に中で繋がった。すぐにSJM最高経営責任者であるアンブロシオ・ソーに連絡する様に指示を出した。

 ビジネスは点と点をどうやって面にするかが腕の見せ所。興味の無かった話しだが俄然興味が湧いて来た。

どんな展開になるか分かりませんが、ちょっと頑張ってみようと思います。